田舎へ向かう車の中でとなりのトトロなどのジブリ映画を見ることで、いっそう楽しさが増すようです。
ナビもしながら動画も再生する。それをこなすために買ったゴリラ ナビですので、しっかり役目を果たしてもらいましょう。
ゴリラでは再生できる動画ファイルはMP4と呼ばれるものですが、記録方式にH.264など高圧縮率に対応しておらず、拡張子がmp4のファイルであっても、ゴリラで再生するために変換が必要になる場合があります。この記事では動画変換の手順を説明します。
私が所有しているのはCN-GP755VDですが、ゴリラナビシリーズでは共通点も多いと思います。詳細はお持ちのナビのマニュアルでご確認下さい。
※注意 走行中に動画表示するためには、走行中判断機能を無効にする必要があります(メニューにはありません)。
私は以下のプラグを使用しました。
パーキング解除プラグ SANYO Panasonic ゴリラ (Gorilla) ゴリラライト ミニゴリラ
上記リンクの販売ページにも以下の注意書きが有りますが、運転者の走行中の操作・画面の注視は大変危険ですので絶対にしないで下さい。
- 本製品は運転手以外の方に ナビ操作やテレビ視聴を可能にする 解除プラグです。運転者は画面の直視やナビ操作 法律違反にならないようにご注意ください。
ゴリラナビで再生できるファイル
さて、ゴリラナビで再生できるファイルはMP4ですが、下記のような制限があります。再生できないファイルは、ゴリラナビの動画選択画面にでてこないです。
ファイルサイズ | 最大1GB |
---|---|
拡張子 | mp4 |
その他 | 音声データは1チャンネルのみ 著作権保護されてないこと |
ビデオコーデック | MPEG4 対応プロファイルはSimple Profile レベル3まで |
---|---|
ビットレート | 最大4.0Mbps |
フレームレート | 最大30fps |
解像度 | 最大720x480 |
オーディオコーデック | AAC-LC | AAC-plus |
---|---|---|
ビットレート | 5~320kbps | 5~320kbps |
サンプリング周波数 | 8~48kHz | 8~96kHz |
この基準に合うように動画を変換します。私は、HandbrakeというWindows用ソフトを使っています。
ゴリラナビ用MP4ファイルの作成方法
Handbrakeの使い方
Handbrakeは、動画ファイルをMP4に変換するソフトです。変換元にはDVDメディア、ブルーレイメディアなどのメディアやAVI、MP4などの動画ファイルを指定することが出来ます。
変換元に、ゴリラナビで見ることができなかった動画を指定して、ゴリラナビで再生できるファイル形式に変換してしまえば見ることが出来ます。
ダウンロードとインストール
Handbrake はこちらからダウンロードできます。インストール
「Next」、「I Agree」、「Install」とクリックするとインストールされる。
インストール終了後、起動する。
動画変換
ここでは、すでにゴリラナビで認識されなかった動画ファイルがある前提でゴリラナビ用に変換する手順を説明します。DVDからの変換では、他のツールも必要なためこの記事では省略します。
手順
- 「Open Source」 →「File」をクリック。変換元の動画ファイルを選択します。動画の解析が終わるまで待ちます。
- Destination欄の出力ファイル名に好きな名前を入力します。ファイル名は拡張子をm4vからmp4に変えておきます。
- Output Settings欄に関して
- ContainerはMP4を選択
- Pictureタブ
- Anamorphic を Loose(アスペクト比が固定)
- Modulusを16(サイズ変更は16刻み)
- Widthは720以下(Heightが480以下)となるように指定
- Filtersタブ 変更なし
- Videoタブ
- Video CodecをMPEG-4
- QualityをAvg Bitrateにし、512kbps(=1時間当たり225MB)。ゴリラナビの仕様的には4Mbps以下ならよいが、ファイルサイズ制限1GBに注意
- 2-Pass Encodingのチェックを外す。
- Audioタブ
- 1つのみとすること。CodecはAAC
- Subtitlesタブ
- 字幕が必要であれば必要なものを選択。Burn Inにチェック
- Chaptersタブ 変更なし
- Start Encode をクリックして変換します。
サムネイルが全部同じで困ったときは「ゴリラナビ 動画選択サムネイルをわかりやすくする方法」をご覧ください。
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